SUVブームが熱を帯びています。
世界中の自動車メーカーがこの商機を逃がすまいと、次々とSUVのニューモデルを発表しています。
ロールスロイス、ベントレー、ランボルギーニなどの超プレミアムメーカーも次々とSUVのニューモデルをリリースした点は驚くべきことですよね。
ちなみに、先日とうとうイギリスの名門であるアストンマーティンも、ブランド初のSUVである「DBX」の開発を発表したところです。
また、ジャーマン3と呼ばれる、メルセデスベンツ、BMW、VW(アウディ)や、最近注目されているボルボに於いては、コンパクトセグメントからフルサイズセグメントまで幅広くSUVをラインナップ。
購入者の用途にマッチしたSUVを提供できるように、ぬかりなく網を張っている印象です。
新車が売れない時代と言われているにもかかわらず、輸入車の販売台数は年々増加しているようです。
実際に現在、輸入車SUVへの買い替えを検討しているという人は多いのではないでしょうか。
今回は輸入車の売れ筋SUVの中でも特におすすめの車を厳選してご紹介していきたいと思います。
VWティグアン
フォルクスワーゲンといえば、お手頃な価格で手に入る輸入車として有名ですよね。
実際に初めての輸入車で、フォルクスワーゲンを選ぶ人は多いようですよ。
フォルクスワーゲンの特徴といえば、ダイレクト感が光る秀逸なステアリングフィール(ハンドリング)と、心地よい足回りですが、背の高いSUVであるティグアンも、しっかりとフォルクスワーゲンらしい走りに仕上がっています。
全体的に、同じフォルクスワーゲングループのアウディQ5に似たフィーリングですから、1度乗ったら虜になること請け合いです。
MINI・クロスオーバー
ミニのSUVモデルで、2011年の初代の登場の際は、車体の大型化に否定的な意見が多くあったようですが、一時はミニの販売台数の40%をしめるほど人気を博しました。
現行の2代目は、BMWのX1やX2と共通のプラットフォームとなっており、かなり上質な走りをしています。
ミニの特徴であるゴーカートフィールは薄まっている印象ですが、ミニの他のモデルとは一線を画すSUVモデルということで、その辺は違和感なく腹落ちします。
2列目も意外なほど広く、ファミリーユースの需要もカバーできる点も嬉しいポイントですね。
ボルボ XC60
一世代前のXC60 にも乗りましたが、現行のXC60 は、デザインはもちろんですが、車自体の性能が格段に進歩しており、ワンランク上のプレミアムカーに生まれ変わっている印象です。
特にD4のディーゼルエンジンは非常に優秀で、音や振動は劇的に改善されており、
その変身ぶりは感動すら覚えました。
また、何と言ってもスカンジナビアンデザインが秀逸であるのと、安全支援系装備は現行車両では間違いなくナンバーワンであることが、何よりの特徴と言えるでしょう。
ボルボXC40
2018年欧州カーオブザイヤー受賞。2018年グッドデザイン賞受賞。
ユーロNCAPで5つ星の獲得。
そして、2018-2019日本カーオブザイヤー受賞と、数々のアワードを総なめにした話題の車です。
デザインは先行してリリースされているXC90やXC60に比べて、より洗練度が増した印象ですし、走行性能を見ても、車格が上のXC90やXC60にまったく劣っていない点が素晴らしいですね。
パッケージも考え抜かれており、あちこちに収納スペースがある点も日本車のようで嬉しいポイントです。
プジョー5008
5008の武器と言えば、何と言っても「デザイン」と「独特の乗り心地」でしょう。
フランス車らしい個性的なデザインは所有感を高めてくれるでしょうし、猫足と評される足回りは「しなやかさの中に粘り腰がある」独特の感覚で、一度乗ったら病みつきになる乗り味をしています。
サイズ感の割に非常にゆとりのある3列目シートが備わっている点も見逃せないポイントで、ミニバンからの乗り換え需要をしっかりとカバーできるでしょう。
ディーゼルモデルのラインナップがあるのも嬉しいポイントで、音、振動共にしっかりと抑えられており好感がもてました。
アウディQ5
わたしが輸入車に目覚めたきっかけをくれたのがアウディQ5でした。
育ちの良い人と話をすると、その人の出自を聞くまでもなく、それとわかるように、Q5はエンジンをかけて、アクセルを軽く踏み、ファーストコーナーでステアリングを切った瞬間に、その傑出した力を理解できます。
極限まで高められた静粛性や、自分のイメージとピタリとシンクロするステアリングフィールは、なかなか味わえるものではありません。
2019年に満を持してディーゼルモデルも投入され、今後の躍進が期待される1台です。
BMW X1
ディーゼルの感覚は、さすがBMWという感じです。
X3に比べると、多少音と振動を感じましたが、それはエンジンが縦置きなのか横置きなのかの違いからくるものかもしれません。
いずれにしても気にならないレベルまでしっかりと抑えられていました。
走行性能は、これぞBMW!というような爽快な走りを見せてくれますので、満足のいくレベルなのではないでしょうか。
BMW X3
なんといってもX3 の特徴は、ディーゼルエンジンの静かさです。
X3以外にも、数多くのディーゼル車に乗りましたが、感想としてはナンバーワンの静けさだと感じました。
また、アクセルを踏み込んだときのレスポンスも、ディーゼル特有のラグはほとんど感じず、加速時のシフトアップも驚きの滑らかさです。
足回りは少々硬めかもしれませんが、路面のアタリのいなし方も非常に高級感がある印象です。
さすがBMWですね。
【輸入車SUVおすすめ8選】まとめ
今回は人気のSUVの中でも売れ筋の輸入車を比較してきましたが、それぞれが個性的な特徴を持っていることをご確認いただけたと思います。
車選びの際に今回の内容が少しでも参考になれば幸いです。
ただ、上記はあくまでもわたしの主観にもとづくレポートですので、気になっている車があるようでしたら、ぜひ一度ディーラーで試乗してみてくださいね。
もし今乗っている車を売って買い替える予定!という方にはディーラーに行く前にやっておけるオススメの事前準備があります。
それはとても簡単なことなんですが、自分の愛車がいくらで売れるのかを調べておくこと。
面倒だからディーラー下取りで良い!というのももちろんありです。
ただ、車種によっては30万円以上差が出てくる可能性があるので、相場額だけでも調べておくといいかもしれませんね。
事前に相場額を調べる方法は車の一括査定サイトがおすすめです。
愛車が高く売れれば、そのぶん欲しいクルマを買いやすくなりますし、贅沢なオプションを付けることもできますからね。
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