今、国内外問わず空前のSUVブームが到来しています。
世界の自動車メーカーが競うようにSUVを開発しており、今やベントレー・ロールスロイスなどの超高級車までもSUVをリリースするようになってきています。
そして日本でも、ミニバンや軽自動にとってかわる、新たなトレンドとなりつつあります。
では、SUVに買い替えるなら、いったいどの車がいいのでしょうか。数あるSUVの中から、おすすめの1台を紹介したいと思います。
おすすめの1台!「フォルクスワーゲン ティグアン」
ティグアンとは
2017年1月、フォルクスワーゲンのSUV「ティグアン」がフルモデルチェンジをおこない、販売が開始されました。
ディグアンといえば、これまで世界で280万台が販売された大人気SUVで、
ドイツ国内では、新車販売台数のSUVセグメントで9年連続1位に輝いています。
また、2017-2018日本カー・オブ・ザ・イヤー10ベストカーにも選出されるなど、まさに世界を代表するSUVとなっています。
グレードについて
新型ティグアンには、3つのグレードが用意されています。
- TSI Comfortline 3,600,000円
- TSI Highline 4,332,000円
- TSI R-Line 4,632,000円
基本スペック
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 4,500×1,840×1,675(ホイールベース:2,675mm) |
---|---|
最大乗車定員 | 5名 |
車両重量 | 1,540kg |
燃費 | JC08モード:16.3km/L |
エンジンタイプ | CZE |
エンジン種類 | 直列4気筒DOHCインタークーラー付ターボ(4バルブ) |
総排気量 | 1,399cc |
最高出力(kW〈PS〉/rpm) | 110(150)/5000―6000 |
最大トルク (N・m〈kgf・m〉/rpm) | 250(25.5)/1500―3500 |
タンク容量 | 60L |
ボディサイズは旧型に比べ、全長で+70mm 全幅で+30mm(R-Lineでは+50mm)大きくなっており、一方で全高は-35mmと低くなっていて、昨今のSUV市場のトレンドに則ったかたちになっています。
ホイールベースは70mm長くなっているので、直進安定性の向上と、2列目のゆとりに寄与しています。
ティグアンおすすめカラーの記事はこちら↓
新型ティグアン注目ポイント
MQBの採用
すでに「ゴルフ」「パサート」などで採用されている、フォルクスワーゲングループの新型プラットホームMQBを新型ティグアンでは採用しています。
MQBとは、簡単に言うと、幅広いモデル、セグメント間で、部品やシャシーを共有化することで、大幅なコストカットを実現し、生産性を飛躍的に高める構想のことを言います。
そして、開発リソースを削減しながらも、動力性能、燃費性能、ボディー剛性の向上を実現し、MQBを採用することによってユーザー側のメリットが最大化しています。
また、今までは上級セグメント車にしか採用されていなかったような最新技術などが、プラットホームを共通化することによって、下位モデルにも搭載されるようになるというメリットもあります。
「アクティブインフォディスプレイ」と「つながるSUV」
新型ティグアンの一番の注目ポイントは、先進技術の搭載でしょう。
中でも個人的に気に入っているのは「アクティブインフォディスプレイ」と「つながるSUV」です。
アクティブインフォディスプレイ(アウディでいう、バーチャルコックピット)に関しては、もはや説明不要でしょう。メーター部分が全面デジタル表示になっており、ただただカッコいい!この装備があることによって、それだけでワンランク上の高級車に格上げされたような気がしてきます。
また、世間はIotの波が押しよせてきていますが、車のネットワーク接続も昨今急速に浸透してきました。
新型ティグアンにも、モバイルオンラインサービス「Volkswagen Car-Net」を全車種標準装備、上位グレードには、ネット接続によりナビの検索性能などを高める「Guide & Inform」が装備されていて、快適性を最大限高めています。
エクステリア
旧型に比べ、かっこよさが大幅にアップしています。
フロントグリルとヘッドライトが直線状に配置されている、フォルクスワーゲン特有のフロントマスクは、旧型よりワイドに、そしてスポーティーに生まれ変わっています。
また、サイドのキャラクターラインは、伸びやかで美しく、その鋭いエッジのプレスは、見る人を魅了するでしょう。エクステリアの第一印象だけで、一目ぼれして「買いたい!」となる人も多いかもしれませんね
インテリア
インテリアは、評価では辛口の意見を多く見ますが、しょうじきまったく気になりません。
むしろ、ドイツ車らしいシンプルで質感の高い仕上げとなっていて、好感が持てました。
価格帯が違うベンツ、アウディなんかと比べると見劣りするかもしれませんが、日本車でよく見かける、頑張って高級に見せている感じとは全く違う、ストレートな美しさがあると感じました。
試乗レポート
実際の走行性能はどうでしょうか。
エンジンは1.4Lということで、そこまで期待していなかったのですが、走り出してびっくり。
本当に1.4Lかと、思わず疑ってしまうようなパワーと加速のなめらかさにまず驚かされます。
最大トルク250Nmというパワーを、わずか1,500回転から発生させる為、アクセルレスポンスが良く非常に気持ちの良い走り出しです。
そして、遅れて気づいた静粛性の高さ。極めつけはハンドルを切ったときのステアリングフィール。
このアジリティー(機敏性)の高さは、初めてアウディQ5に乗ったときの感動を、ありありと思い出しました。同価格帯の日本車ではまず味わえない感覚でしょう。
自分は今、良い車に乗っているんだなとはっきり実感できる1台でした。
そしてここに、ドライビングアシストや安全装備などがしっかりと装備されているとなると、もう非の打ちどころがありませんよね。
今回ティグアンを試乗する前に、いろいろと、国産のSUVも試乗しましたが、しょうじきティグアンが、頭1つも2つも抜けていると感じました。ドイツ車おそるべしです。
ちなみに今回は一般道しか試乗できませんでしたが、
ドイツ車の真骨頂である「高速道路での運転」ができなかったのが心残りでした。
ドイツ車は、高速走行時に、「なんじゃこりゃ!」って言いたくなるような走行安定性を見せますからね。
TDIモデルで高速道路試乗しました↓
ティグアンをお得に買うために
グレード | 新車価格 |
---|---|
TSI コンフォートライン | 363.6万円 |
TSI ハイライン | 449万円 |
TSI Rライン | 479万円 |
TDI 4モーション コンフォートライン ディーゼルターボ | 408.6万円 |
TDI 4モーション ハイライン ディーゼルターボ | 494万円 |
TDI 4モーション Rライン ディーゼルターボ | 524万円 |
気になるな、試乗してみようかなと、頭の中で近場のディーラーを思い浮かべている人もいるかもしれません。
ただ、ディーラーに行く前に、自分の愛車がいくらで売れるのかは情報収集しておきましょう。なぜなら、ディーラーの下取り価格にも影響を与える可能性があるからです。
愛車がいくらで売れるか調べるには、車の一括査定サイトの活用がおすすめです。
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◆愛車を高く売却したいかたはこちらの記事を参考にしてください↓
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