こんにちは!カーニコです。
3年落ちの2016年式ボルボXC90を購入してはや2年。車検の時期が到来しました。
今回は、XC90に2年乗った感想と、車検を通してもう2年このクルマを乗ろうと決めた理由についてお話しようと思います。
購入したクルマのスペック
ボディーサイズ:全長×全幅×全高=4950mm×1960mm×1760mm
ホイールベース:2985mm
車重:2100kg
駆動方式:4WD
エンジン:2リッター直4 DOHC 16バルブ ターボ+スーパーチャージャー
トランスミッション:8段AT
最高出力:320ps(235kW)/5700rpm
最大トルク:40.8kgm(400Nm)/2200-5400rpm
Bowers&Wilkinsプレミアムサウンドオーディオシステム<1400W、19スピーカー>サブウーハー付き(450,000万円)
ポールスター・パフォーマンス・ソフトウェア付き(188,000円)
走行距離(購入当時)12,747km
中古車両本体価格6,080,000円(3年落ち)
正直に申しますと、かなりムリして購入に踏み切りました。(;^_^A
ただ、当時このオプションが付いて、低走行距離のクルマは、+70万~80万くらいの価格で出回ってたので、かなりお買い得ではあったと思います。
ディーラーへ何度か足を運んだ際に「良いクルマ出せそうです」っていうことで、このクルマをご提案いただき、まんまと即決してしまいました。
購入時の詳細が書かれているブログはこちら↓
XC90に2年間乗った感想
乗り心地について
2年間、ブログやユーチューブのネタで、コンパクトサイズのクルマから、大きいクルマまで、本当に多くのクルマに乗ってきました。
それこそXC90を購入したときに比較検討していた、アウディのQ7がモデルチェンジをした際も乗りにいきました。
結論からいえば、XC90は最高です。
個別に走行時のフィーリングを切り取っていけば、そりゃぁ「あっちのクルマのほうが勝ってるかな」っていうのは出てきます。
ただ、トータルで見たときの実力や満足度は、かなりレベルが高いな、というのが感想です。
XC90の好きなポイントは、いろいろあります。
加速性能
まずアクセルレスポンス。ボルボはXC90以外にも多くの車種を乗りましたが、「ガソリン」「ディーゼル」「PHEV」問わず、ダッシュ感がすごく良い気がします。例えば、ドライブモードのエコモードってありますよね。
ボルボ以外のメーカーでエコモードに設定して走ると、明らかに出足が鈍る感じがするクルマが多いですが、ボルボはエコモードで走ってもモリモリと加速していくんですよね。実際に、カーニコはほぼエコモードで走ってます。
これはガソリンをケチってるというのも、少しくらいはあるんですが、コンフォートで走ると、加速が鋭すぎちゃうんですよね。
住宅街ではちょっと持て余してしまうような感じがあります。
なので、コンフォートの上に「ポールスターエンジニアード」というドライブモードがあるんですが、それは凶悪過ぎてほとんど使ってません。
ただ、この、加速感を欲しい時に取り出せる感じは高級車では欠かせない機能だと思っていまして、使う使わないは置いておいて、この性能にはとても満足しています。
あと、ボルボは4気筒以上のエンジンは造らないことを宣言しているメーカーなので、フラッグシップであるXC90も直列4気筒エンジンを積んでます。なので、例えば「V6エンジンとかに比べると高速時のガラガラ音が気になる」というような話もよく聞くのですが、乗っている身としては全然気になりません。
ただ、音といえば、高速走行時のロードノイズは他メーカーの同列のクルマと比べると少し気になるかもしれませんね。
足回り
足回りは硬めです。荒れた路面なんかは、わりとハードな突き上げがきたりもします。
購入するときにアウディのQ7なんかと乗り比べましたが、質感はQ7に負けていたかもしれませんね。
ただし、XC90が乗り心地が悪いかというと、全然そんなことはありません。
重い車重もあって、重厚感のある上質な乗り心地はしっかりと担保されています。
静粛性も非常に高いので、普通に街乗りをしているかぎりは、洗練された乗り心地を提供してくれるので、とても満足しています。
また、高速走行時も、足が硬いことで走り自体の安定感は非常に高いです。首都高のタイトなコーナーも全然怖くないですしね。
ちなみに、購入時の標準タイヤがコンチネンタル製なんですが、これを変えると結構印象が変わったりもします。
カーニコはミシュランのタイヤに履き替えたんですが乗り心地は結構向上したと思ってます。
ステアリングフィール
ステアリングフィールですが、最初は軽すぎる!と感じる人もいるかもしれません。
特に輸入車はステアリングフィールがしっかりとした感覚のものが多いのですが、そこと比べると違和感を覚える人もいるかもしれません。
ただ、ステアリングの重さは設定で3段階で変えられるので問題はないと思いますし、慣れるとこの軽さが気に入ったりもします。
女性も扱いやすく、爽快感さえあるので、タウンユースにもマッチします。
ただ、軽いからといってスカスカというわけではなく、ハンドルを切ったときの回頭性は抜群で、鼻先が素直にスッと入っていく感じは最初感動するかもしれません。このへんの感覚はアウディやフォルクスワーゲンが素晴らしいですが、まったく劣らぬ感覚だと思っています。
そして、高速走行時はステアリングの感覚もどっしりと芯が通ったような制御になるので、安定感も非常に高いです。
低速走行時と高速走行時の操作感が変わるのも、凄く好きなポイントです。
デザインについて
もともとボルボは特徴的な「スカンジナビアンデザイン」でファンを魅了してきたわけですが、現行のXC90から始まった新世代ボルボのデザインは本当に最高です。
インテリアは、TVK(テレビ神奈川)で放送している「クルマでいこう」でお馴染みの岡崎五郎さんが、「まるでリッツカールトンにいるみたい」と表現したほど。
また、カーニコが大ファンであるモータージャーナリストの河口まなぶさんは、ボルボのデザインを「オーガニックで唯一無二のデザイン」と表現していて、ボルボのデザインが独自路線でしっかりと存在感を示していることが伺えます。
ボルボは北欧スウェーデンの自動車メーカーですが、スウェーデンは非常に寒く、外でのレクリエーションよりも、家の中で過ごす時間が長いようで、リビングの空間をとても大事にする文化があるそうです。
ということで、室内空間を快適に過ごすことにプライオリティを置いたデザインが、ボルボにはしっかりと脈づいており、それがあたかも家のリビングにいるような車内空間を実現させているわけですね。
エクステリアデザインも最高です。とても洗練されていて、気品が漂っています。
北欧神話に登場する最強の武器であるトールハンマーを模したデイライトも存在感が凄いですよね。
ということで、デザインに関しては言うことなく最高なわけですが、2年乗っていてまったく飽きないですね。今でも見とれてしまいます。
このデザインだけでも買う価値は十分あるんじゃないか。真面目にそう思ってます。
付いているオプションに惚れた
購入したクルマには、憧れのゴージャスな音響設備「バウワース&ウィルキンス」(以下、B&W)が付いていました!
B&Wは、新世代ボルボのオプションとして用意されている、プレミアムサウンド オーディオシステムの事です。
このオプションを選ぶ事でインテリアの雰囲気が一変するんですよね。
一番目を惹くのは、ダッシュボードの上に設置される、ツイーター!コレがあるだけで、オシャレな雰囲気が格段にアップします。
それと、ドアトリムのサイドスピーカーも、パンチングの入ったメタルプレートに変わりますので、高級感が一気に上がってくるんですよね。
ちなみにB&Wは、「単純に見た目がかっこいい!」というのもあるんですが、もちろん音質に関してもメチャクチャ最高!!
19個のスピーカーを駆使して、3つの音響空間を再現できるモードがあるんですけど、お気に入りは「コンサートホール」モード。
音に広がりが生まれて、本当にコンサートホールで生の演奏を聴いているようなサウンドにしびれます。
大好きなアーティストのライブ音源とか、これで聴くともう…現場感はんぱない><!!
ちなみに、インスクリプション以上のグレードには、もともと「ハーマン カードン」というプレミアムスピーカーが標準装備となりますが、B&Wはそれより一段上の位置づけになっています。
車検を通すことにした理由
ということで、上記にいろいろ記したとおりですが、とにかく走りやデザインを気に入っています。その他には
広くて実用的な3列シート
このクルマを購入するときに、「今は子供が2人だけど、将来的に3人目の子供がほしいから、それを考えると3列シートは必須だよね」となっておりまして、カーニコ的には3列目のシートの存在が結構重要でした。
そして、いろいろなクルマを乗り比べたところ、SUVではXC90の居住性が最高だ!となったわけです。
身長170cmまでの人がしっかりと乗車できるように設計されているようで、子供や女性であれば、わりと長いドライブも行けちゃいます。
ただ、このクオリティの3列目があるSUVって実はなかなかないんですよね。
↓実用的なシートに関してはこちらの動画でもアップしてます↓
見た目ギラついてないので、近所で浮かない
カーニコは、とある戸建てが多く集まる住宅街に住んでおりまして、尚且つ保育園の送り迎えでもクルマを使います。
そこで問題なのが、、、そう、ギラギラした輸入車だと浮いてしまうんです。
個人的にはBMWが欲しかったりもしたんですが、そういう理由で断念した経緯もあります。
ボルボはその問題を見事に解決してくれました。そういえば近所にはボルボが多い気がします(笑)
維持費が思っていたよりも安い
始めての輸入車だったので、購入当初は維持費に戦々恐々としていましたが、想像していたよりもだいぶ安く済んでいます。
まずは故障という故障がなかったこと。
燃費も、このサイズのクルマにしては優秀で、ほとんど高速道路を使わない場合でもリッター7.5~8kmくらいは走りますし、高速道路主体では優に10kmを超えてくること。
そして、この大きさのクルマなのに、エンジンの排気量が2Lということで、自動車税が安い。
前に乗っていたミニバンの排気量は1.5Lだったので、それとくらべると税金5,000円しか変わらないんです。これは多きいですよね。
ということで、いろいろと書いてきましたが、このクルマはカーニコのライフスタイルにもぴったりとマッチしているので、いまのところXC90に代わる存在を見出せず、もう2年乗り続けることになりました。
↓実際に車検でかかった費用の動画をアップしています↓
憧れの輸入車を安く買う方法とは
いかがだったでしょうか。これから輸入車デビューしようとしている人や、ボルボへ乗り換えを検討している人の参考になれば幸いです。
さあ、あとはディーラーへ足を運ぶだけですが、
もし今乗っている車を売って買い替える予定!という方にはディーラーに行く前にやっておけるオススメの事前準備があります。
それはとても簡単なことなんですが、自分の愛車がいくらで売れるのかを調べておくこと。
- 相場を知る事で売却額の交渉ができる
- ディーラー提示額が高いか安いか正しい判断ができる
- 相場額より安く売ってしまうという失敗を避けられる
面倒だからディーラー下取りで良い!というのももちろんありです。
ただ、車種によっては30万円以上差が出てくる可能性があるので、相場額だけでも調べておくといいかもしれませんね。
事前に相場額を調べる方法は車の一括査定サイトがおすすめです。
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愛車が高く売れれば、そのぶん憧れのクルマを買いやすくなりますし、贅沢なオプションを付けることもできますからね。
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