トヨタの「KINTO」
耳にする機会が増えてきましたよね。
新しいクルマの乗り方として注目を集め、
多くの人が利便性を高く評価していますが、
利用する前にデメリットもしっかりと把握しておきたい!
そう思う人も多いんじゃないでしょうか。
という事で、この記事ではKINTOのデメリットについて
詳しく解説していきます。
ぜひ最後までお付き合いくださいね。
KINTOのデメリットとして考えうるものには下記のようなものがあります。
順番に詳細を見ていきましょう。
自動車保険の引継ぎができない
KINTOは自動車保険の等級を引き継ぐことができません。
という事は。。。
任意保険の等級が高い人には不利だという事です。
違反や事故がない有料ドライバーさんは自分の保険の等級を利用して
保険料を下げる事ができる為、通常だと有利に働くわけですが、
KINTOの保険は初心者も熟練者も同じ。
保険料は一律で月額に含まれているので、
保険の等級が高い人の優位性はありません。
ここをデメリットと感じる人は少なからずいると思います。
ただ!
保険等級に差がなく一律であることで
実はメリットも生まれているんです。
それは、友達や家族とシェア持ちOKという事です。
KINTOで契約したクルマは複数人でシェアしてもいい!
これは意外と知られていないんじゃないでしょうか。
シェア持ちができるのであれば、月々の負担を抑えられるので、憧れのクルマに乗るのもかなり現実的になりますよね。
友人、兄弟、姉妹、同じように考えている人は必ずまわりにいるはず!
ぜひKINTOのシェア持ちを提案してみてください!
ちなみに、なぜシェア持ちが大丈夫なのかというと、KINTOは搭乗者制限がない保険に入っているからなんです。
契約者は基本的に家族、友人、誰にでも契約したクルマを貸すことができ、万が一の事が起きてもバッチリ保険が適用になります。
その保険の利点を活かして、新しいクルマの乗り方として、KINTOはシェア持ちを推奨しているんです。
ちなみに、KINTOの公式サイトでは、シェア持ちをより現実的にできるように、「わりかんKINTO」というシェア用のサポートアプリをダウンロードできるようになっています。
これだけの機能が付いていれば、簡単にシェアできちゃいそうですよね。
車は最終的に自分のものにならない
KINTOでの契約は、買取りではなくリース契約です。
そして、買取りオプションもないので、契約期間終了後は基本的にクルマは返却となります。
ここに引っかかっている人は意外と多いんじゃないでしょうか。
気持ちは良くわかります。
ただ、リースが不都合となる人は意外と限られるんです。
わかりやすいですよね。上記が当てはまらない人は、実はリースで問題なかったりします。
上記は当てはまらないけど、なんとなく「所有」にこだわりたい!
そんな声も聞こえてきそうですが、
例えば!大人気の新型のアルファードは、
転売防止のため「残価設定ローン」での購入に限られる!
そんな話もあります。
言わずもがなですが、残価設定ローンでクルマを購入した場合、ローンを払い終わるまでの所有者はディーラーですよね?
つまり、今の時代、クルマの所有が誰かっていう議論はナンセンスですし、そこを気にする人は実は周りにはそんなにいません。
↓下の青ボタンからKINTO公式サイトをチェック↓
返却時の修理費用が発生する可能性がある
KINTOはリース契約で買取りオプションもない。
という事で、返却時に車体に傷や汚れ、凹みがある場合は、原状回復を求められることがあります。そのため、修理費用が発生することも十分考えられます。
この修理費用は、利用者が予想しない出費となることがありますので、KINTOの利用を検討する際にはデメリットとなりえます。
ただ!
この修理費、実は購入するよりもKINTOで契約した方が有利なんです!
契約期間が終了した際のキズに対する処遇は
大きめのキズは1箇所1,000円(小さいキズは0円)
たったこれだけです。
KINTOは自動車保険が「月額利用料」にコミコミ!
キズ以外にも、事故などでクルマの修理が必要な場合、
車両保険の免責金額(自己負担額)は最大5万円。
「上限が5万円」ですよ!!
しかも公式サイトには下記のような記載があります。
事故は絶対に起こしたくないですが、万が一事故ってしまっても自己負担が最大5万円というのはかなり安心感がありますよね?
さらに驚きなのが、
事故った場合でも、保険料がアップして月額利用料が増えちゃう・・・なんてことも一切なし。
そして、全損事故および盗難時の自己負担金は・・・なんと0円!
全損事故および盗難時は、保険適用となりユーザーの負担は0円なんです。
KINTOの契約はその時点で一旦解除となり、以降の月額は発生しません。
走行距離に制限がある
KINTOは月間1500kmまでの走行が許されており、それを超えると超過料金が発生します。トヨタ車では1kmあたり11円、レクサス車では1kmあたり22円の追加料金が必要です。
この走行距離制限は、査定価格に影響を与えるために設けられています。しかし、制限があることにより、利用者は自由に車を使うことができないデメリットが生じます。
ただ!
月1,500kmというのは、だいぶゆとりのある距離制限と言えます。
クルマの走行距離は、年間1万キロが一般的と言われています。
月に直すと約833km。
これに当てはめて下のモデルケースを見てみましょう。
ということで、たいていは月833km、
年間10,000kmあればおさまるんじゃないかと思います。
ただ、上記のモデルケースに当てはまらない人も、もちろんいると思います。
上記は結構距離を走る人のケースです。
さすがに一般的な走行距離である月833km (年間10,000km)は超えてしまいますね。
ただ、KINTOの距離制限は月1,500km!
KINTOの制限距離はだいぶ余裕があるので、そこそこのヘビーユーザーでも許容できる事がわかります。
ちなみに、カーニコはドライブが趣味なので暇さえあればクルマを走らせていまして、ガソリン代は月4万円を超えることもあります。
そんなカーニコでも、調べてみたら月間の走行距離は平均1,139kmでした。
ちなみに毎年夏になると片道500km前後の旅行にも行きます。
それでも月平均1,500kmは超えていません。
ということで、普通の使い方をしている限り、距離についてはあまり神経質になる必要はないと思います。
それでも走行距離をオーバーする人は結構多いと思います。
もしも走行距離制限をオーバーしたらどうなるのでしょうか?
結論から言うと、KINTOは制限距離をオーバーすると超過料金が発生します。
仮にトヨタ車を3年契約して、月平均200kmオーバーしたとしたらどうなるでしょう。
- 月の超過分200km×11円=2,200円
- 2,200円×12ヵ月=26,400円
- 26,400×3年=79,200円
ということで、3年契約で毎月200kmオーバーした場合、契約満了時に支払う超過料金は79,200円となります。
そもそも毎月200kmオーバーしますか?っていう話なんですが、仮に毎月1,700km乗り続けたとしても契約満了時の超過料金は8万円弱で済むわけです。
そうですよね。そしてもう一つポイントになるのは、走行距離の超過分は契約満了時に計算するということです。
例えば、お盆時期など単月で2,000km走った月があったとしても、そこで超過料金が発生するわけではありません。
KINTOの走行距離は月1,500kmという表記はよく目にしますが、それはあくまでも月に走れる距離の目安。
3年、5年、7年の契約満了時に制限距離をオーバーしていなければ超過料金はかからないので、最終的にいくらでも調整できるんです。
どうでしょう。制限距離はそこまで気にしないでよさそうですね。
KINTOには軽自動車がない
KINTOのラインナップに軽自動車がありません。
トヨタにはピクシスエポックという軽自動車がありますが、
OEM提供の車となっており、中身はダイハツ車なんです。
ということで、今まで軽自動車しか乗ったことない!
という人には軽自動車が選べないのはデメリットかもしれません。
ちなみにKINTOのラインナップで一番コンパクトな車種はヤリスとなります。
まとめ
- 自動車保険の引継ぎができない
- 車は最終的に自分のものにならない
- 返却時の修理費用が発生する可能性がある
- 走行距離に制限がある
- 軽自動車がない
KINTOのデメリットは上記のようなものが考えられますが、これらのデメリットを加味しても、KINTOのサービスを利用することで得られるメリットがあることも事実です。様々な要素を検討して、自分にとって最適な選択をしてください。
さあ!ここからは愛車を高く売る簡単な方法を解説していきます。
もう少しだけお付き合い
くださいね!
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