競合ひしめくDセグメントの高級クロスオーバーSUV。
その中で、大本命と言えば、やはりメルセデス・ベンツGLCなのではないでしょうか。
当時のプラットフォームの構造上、左ハンドルしか作れなかったGLKの後継車として2015年にデビューしたGLCですが、右ハンドル設定があるのはもちろんですが、欠点の見当たらない走りが注目されて、大人気車種となっています。
実際この記事を読んでいる人の中にも、GLCへの買い替えを検討している、という人はけっこう多いのではないでしょうか。
車の購入の際に1番迷うポイントはカラー選びと言われていますが、みなさんはいかがですか?
GLCは他の車に比べると、カラーバリエーションが少ないのが特徴ですが、それでもなかなか決められない!という人は少なくないと思います。
カラー選びを間違ってしまうと、その後のカーライフに多大な影響を与えますからね。
ということで、今回はそんな気になるGLCの、カラーラインナップの特徴を徹底比較していきます。
※カラーラインナップは都度変更されます。気になるカラーが記事内にない場合は、カラー特性が同じ、近しい色味を参考にしてください。
【最新情報】車の人気カラー
「AXALTA COATING SYSTEMSアクサルタ コーティングシステムズ」から毎年発表される自動車市場の人気のカラーを調査したレポート。
世界と日本のボディカラーの最新人気ランキングは以下のとおりになります。
【世界】 | 【日本】 | ||||
---|---|---|---|---|---|
1位 | ホワイト | 35% | 1位 | ホワイト | 37% |
2位 | ブラック | 19% | 2位 | ブラック | 19% |
2位 | グレー | 19% | 3位 | シルバー | 11% |
4位 | シルバー | 9% | 4位 | ブルー | 9% |
5位 | ブルー | 8% | 5位 | グレー | 6% |
6位 | レッド | 5% | 5位 | レッド | 6% |
7位 | ブラウン | 3% | 7位 | ブラウン | 4% |
8位 | イエロー | 1% | 8位 | グリーン | 3% |
8位 | グリーン | 1% | 8位 | その他 | 3% |
8位 | その他 | 1% | 10位 | イエロー | 2% |
<世界>ホワイト・ブラック・グレー
<日本>ホワイト・ブラック・シルバー
昔は海外では「白い車は手抜きの色・面白味のない色」と敬遠されていて、中古は買い手がつきにくいと言われていたようですが、今は断トツの人気カラーになっています。
日本の特徴としては、世界に比べてグレーの人気が薄い点でしょうか。
メルセデス・ベンツGLCのカラーラインナップ
ポーラホワイト
ソリッド系のホワイトなので、日の光を受けたときの輝きは、思わず目を奪われます。
混じりけがないため、発色が非常によく、ハッとする純白をしており、万人受けするカラーといえます。
また、日本ではホワイトのボディカラーは、高級車の代名詞のような扱いなので、所有感も満たしてくれるでしょう。
オブシディアンブラック
※ボディカラーオプション価格¥91,000
メタリック系のブラックです。
ブラックは力強さを象徴するカラーの1つですから、SUVにブラックは非常にマッチします。
近くで見るとメタルの煌めきが美しく、また遠目から見ると、光を受けてウェットに輝き見る人を魅了します。
力強さと美しさを兼ね備えているなんて、素敵ですよね。
ソリッド系のブラックよりはましですが、キズや汚れがつきやすい点は覚悟が必要でしょう。
イリジウムシルバー
※ボディカラーオプション価格¥91,000
3大人気カラーのひとつであるシルバー。
汚れやキズが目立たないのが一番のメリットです。
明るめのシルバーですので、昼間の太陽の下ではコントラストが飛んでしまって、良さが半減してしまいますが、夜の表情は一変。
ボディの表面で街灯の光が躍り、にわかに躍動感がうまれます。
特にメルセデス・ベンツのシルバーは、ツヤ感、メタル感の質がかなり高く、他を寄せ付けないスペシャルな印象があります。
カバンサイトブルー
※ボディカラーオプション価格¥91,000
メリハリある、王道のメタリックブルーです。
ヨーロッパではブルーの人気が高めですが、カバンサイトブルーは他車に比べてもツヤ感が高く、非常に上質な印象ですね。
特徴としては、日の光が当たる明るい場所では爽快な輝きを見せてくれますし、日が落ちてくると、落ち着きのある引き締まった印象になります。
走りも見た目もメリハリを付けたい人にはおすすめのカラーです。
セレナイトグレー
※ボディカラーオプション価格¥91,000
高級感とスポーティーさを兼ね備えた、オールマイティーなグレーメタリック。
昼間でも夜でも光の反射が美しく、深みのある金属感が非常にクールです。
若い人が乗っても似合いますし、落ち着きのあるおとなが乗ってもマッチしますので、乗り手を選ばない懐の深いカラーといえるのではないでしょうか。
わたしの通勤経路に、この美しいセレナイトグレーのGLCが停まっているのですが、毎朝目を奪われてしまいます。
ブリリアントブルー
※ボディカラーオプション価格¥91,000
カバンサイトブルーに比べて、発色の良い明るい色味をしたブルーです。
明るめの鮮やかな色味をしていますから、心のネガも吹き飛ばしてくれそうですね。
とにかく走っているところをイメージしただけでわくわくするカラーですから、ファミリーユースにおすすめです。
ダイヤモンドホワイト
※ボディカラーオプション価格¥195,000
オプション価格が195,000円と、GLCで一番高価なカラーです。
近くで見たときの、ボディ表面の輝きは非常に美しく、メタルの粒子の1粒1粒がしっかりと存在感を主張しているかのようです。
それでいて下品なギラギラ感をまったく感じないところが凄いところで、非常に上質に煌めいています。
いろいろなパール系やメタル系のホワイトカラーを見てきましたが、メルセデス・ベンツのダイヤモンドホワイトは別格な印象ですね。
ヒヤシンスレッド
※ボディカラーオプション価格¥148,000
重厚感と深みのある、メタル系レッドです。
スポーティー特性の強いカラーですが、少し暗めの色味に振ることで重厚感が増し、情熱的で力強いオーラを放っていますね。
そしてなにより「レッド」はファッショナブルな印象も兼ね備えているため、乗り手をハイセンスに見せる効果も期待できます。
スポーティーで、力強く、ハイセンス。
文句の付けようがないカラーと言えます。
ちなみに、カラーオプション価格は2番目に高い148,000円となっています。
わたしが選ぶとしたら、オブシディアンブラック!
キズや汚れはつきやすいというデメリットがありますが、高級車の代名詞であるメルセデス・ベンツの車体を、より質感高く見せてくれるカラーはブラックなのではないでしょうか。
※あくまでわたしの主観です。
実際のカラー選びは、ディーラーで実車を確認することをおすすめします。
メルセデス・ベンツGLCをお得に買うために
【GLC】 価格表 ※2020年9月時点 | 新車価格 | 中古価格 |
---|---|---|
GLC220 d 4MATIC | 700万円 | 339~691万円 |
GLC300 4MATIC | 787万円 | 678.0万円 |
GLC220 d 4MATIC Night Edition | 794万円 | – |
車のボディカラーが決まったら、そろそろ車選びも佳境に入ってくると思います。
頭の中で近場のディーラーを思い浮かべている人もいるかもしれません。
もし今乗っている車を売って買い替える予定!という方にはディーラーに行く前にやっておけるオススメの事前準備があります。
それはとても簡単なことなんですが、自分の愛車がいくらで売れるのかを調べておくこと。
面倒だからディーラー下取りで良い!というのももちろんありです。
ただ、車種によっては30万円以上差が出てくる可能性があるので、相場額だけでも調べておくといいかもしれませんね。
事前に相場額を調べる方法は車の一括査定サイトがおすすめです。
愛車が高く売れれば、そのぶんGLCを買いやすくなりますし、贅沢なオプションを付けることもできますからね。
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