車の買い替えを考えたとき、みなさんはどのように次の車を選んでいますか?
今乗っているメーカーのディーラーに行って新車に乗り替える人。
気になる車種の中古車をネットで探して乗り替える人。
選び方は人それぞれ違うと思いますが、
「理想の1台を見るけるために押さえておくポイント」は共通しています。
今回は理想の1台を見つけるための得する車買い替え術をご紹介していきます。
ライフスタイルに合った車を選ぶ
欲しい車は意外と簡単に見つけられます。
特に男性は複数パッと思い浮かぶ人が多いのではないでしょうか。
ただ、ライフスタイルに合った車の選択は意外と難しいものです。
せっかくだから、前から欲しかった車を買いたい!と考える人は決して少なくないと思いますが、実はそこが落とし穴だったりするので注意しましょう。
例えば、ライフスタイルをあまり考えずに、憧れだけでJeepのグランドチェロキーのSRT8というグレードを選んでしまうと、自動車税だけで毎年111,000円もかかってしまいます。
しかも燃費も実燃費だと2~3km/Lほどしか走らないためランニングコストがとんでもないことに。
もちろんその辺を許容したうえで決めるのはまったく問題ないと思いますが、購入の際は税金関係もしっかりとチェックしておきましょう。
自動車税・軽自動車税の税額表
用途区分 | 排気量 | 税額 |
---|---|---|
自家用自動車 | 1.0リットル以下 | 29,500円 |
1.0リットル超~1.5リットル以下 | 34,500円 | |
1.5リットル超~2.0リットル以下 | 39,500円 | |
2.0リットル超~2.5リットル以下 | 45,000円 | |
2.5リットル超~3.0リットル以下 | 51,000円 | |
3.0リットル超~3.5リットル以下 | 58,000円 | |
3.5リットル超~4.0リットル以下 | 66,500円 | |
4.0リットル超~4.5リットル以下 | 76,500円 | |
4.5リットル超~6.0リットル以下 | 88,000円 | |
6.0リットル超 | 111,000円 | |
自家用軽自動車 | 一律 | 10,800円 |
自動車重量税比較表
車両重量 | 3年(新車購入時) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
エコカー減免適用 | 本則税率 | エコカー減免無し | ||||
免税 | 減免75% | 減免50% | 減免25% | |||
~500kg以下 | 0円 | 1,800円 | 3,700円 | 5,600円 | 7,500円 | 12,300円 |
~1,000kg以下 | 0円 | 3,700円 | 7,500円 | 11,200円 | 15,000円 | 24,600円 |
~1,500kg以下 | 0円 | 5,600円 | 11,200円 | 16,800円 | 22,500円 | 36,900円 |
~2,000kg以下 | 0円 | 7,500円 | 15,000円 | 22,500円 | 30,000円 | 49,200円 |
~2,500kg以下 | 0円 | 9,300円 | 18,700円 | 28,100円 | 37,500円 | 61,500円 |
~3,000kg以下 | 0円 | 11,200円 | 22,500円 | 33,700円 | 45,000円 | 73,800円 |
車を選ぶ時には、
- 家族構成はどうか
- 主に使うのは誰か
- よく行く場所はどこか
- 荷物を多く積むことはあるか
- コストの許容はどのくらい
などを考えて車を選ぶようにすると、買ってから後悔することもなくなるでしょう。
ミニバンは、スライドドアやゆとりのある3列目シートがあるため、子供がいるご家庭や、大人数をよく乗せる人にはピッタリでしょう。
夏はアウトドア、冬は雪山によく行くという人は、SUVがマッチしますね。
乗るのは主に1~2人だからユーティリティーよりは走りが楽しい車がほしい、という人には、走行性能に優れたホットハッチなんかはどうでしょうか。
また、経済性を重視するならハイブリット車か今流行りのディーゼルのモデルを選ぶと、ランニングコストを抑えられますし、エコカー減免の対象になりますから、おすすめです。
車の購入の際には用途に合った車を選ぶことで、結果として費用のムダを抑えられますので、じっくりと検討してみてください。
リセールバリューが高い車を選ぶと実質的にお得!
車をお得に買う方法として、リセールバリューの高い車を狙うという手法もおすすめです。
車を買うときの考えとして、
気に入った車を10年以上乗り潰すまで乗る
という考えと、
3~5年で新しい車に買い替える
という考えがあると思います。
もし後者の考えの場合は、リセールバリューの高い車を探して買うことをおすすめします。
リセールバリューの高い車として代表的なのは、トヨタのランドクルーザーや、同じくトヨタのアルファード/ヴェルファイアなどです。
両車は、日本のみならず、海外でも非常に人気が高いため、3年落ちくらいの車であれば驚くような金額で売却できます。
実はわたしの友人が、アルファードを500万円ほどで購入→3年後に売却したらなんと400万円もの高値がついたという話をききました。
そのときに友人が利用したのは「車一括査定」なのですが、実に新車のアルファードをたった100万円で手に入れた計算になるのです。(3年の期限ありですが)
ちなみに味を占めた友人は、現在ランクルに乗り替えています。
ただ、リセールが高い車はモデルが限られますから、手っ取り早くリセールを上げるには、選ぶ車のカラーをホワイトかブラックにしておくといいでしょう。
予算について考える
車を買ううえでもっとも重要なのは予算です。
ほしい車が決まって、その車を新車で購入できるほどの予算があるなら、迷わず新車で購入しましょう。
ただ、少しでも節約したいと考えるなら中古車もおすすめです。
状態の良い掘り出し物も多く市場に出ているため、コストパフォーマンスの観点から言えば中古車がベストといえるでしょう。
走行距離が長い中古車であれば、その分値段が安くなるので、考えていた予算でも数段上の高級車が手に入る点も魅力的です。
また、今はメーカーの認定中古車も選べますので、整備面も安心できるのもいいですよね。
予算を抑えて、新車に近い車となると「新古車」も検討してみるといいでしょう。
新古車とは登録済み未使用車のことで、ディーラーが販売実績を作るために、新車として売れたという扱いにし、ディーラー所有として陸運局に登録して、その後中古車として販売された車の事です。
事実上の新車にもかかわらず20万円ほど安く売られていることが多く、先日展示品セールとして、XC90 T5モメンタム(新車価格789万円)に、700万円のプライスタグが付いている車両を見ました。
カラーやメーカーオプションを選べないデメリットはありますが、新車に比べてかなり安く購入できるため、検討してみてもいいかもしれませんね。
営業さんと仲良くなって、掘り出し物をゲットする
ディーラーへ何度か足を運んで営業担当さんと仲良くなると、思いもよらぬ掘り出し物を提示してくれたりします。
キャンセルになったのに発注を止め忘れてしまって、在庫としてだぶついている車両があるんです。安くするんでどうですか?
という提案や、
来月リースアップで戻ってくる車両があるんです。スペックは上位グレード、高額オプション多数かつ走行距離も全然走ってない上物です。相場よりだいぶ安くしますからどうですか?
というように、ネットの中古車情報には乗らないような案件が日々裏側では動いています。
そういう情報は現場に足を運んで初めてキャッチできる情報なので、ある程度方向性が決まったら、ディーラーや中古車販売店には何度か足を運んだほうが良いでしょう。
ちなみに上記は実際にわたしが体験したエピソードです。
リースアップの車両がディーラーへ戻ってきたら、1番に交渉権をくれるとのことで、それを待っている状態です。
愛車を一番高く買い取ってくれる店を簡単に探す方法とは
もし今乗っている車を売って買い替える予定!という方にはディーラーに行く前にやっておけるオススメの事前準備があります。
それはとても簡単なことなんですが、自分の愛車がいくらで売れるのかを調べておくこと。
面倒だからディーラー下取りで良い!というのももちろんありです。
ただ、車種によっては30万円以上差が出てくる可能性があるので、相場額だけでも調べておくといいかもしれませんね。
事前に相場額を調べる方法は車の一括査定サイトがおすすめです。
愛車が高く売れれば、そのぶん欲しいクルマを買いやすくなりますし、贅沢なオプションを付けることもできますからね。
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