車の買い替えを考えた時にディーラーへ試乗に行く人は多いと思いますが、ディーラーでの試乗は基本的に定められた10分程度の短いコースですし、隣に営業さんが座っていると気を使ってしまうため、なかなか思う存分乗り味を感じられないですよね。
また、一般道だけの試乗だと、その車の性能の半分も感じる事はできないものです。
「車は家の次に高い買い物」と度々言われますが、購入後に後悔しないためにはやはり、とことん試乗しておきたいものですよね。
そこでご紹介したいのが、
個人間のカーシェアで急成長しているAnyca(エニカ)です。
エニカは登録車が非常に豊富ですから、憧れの高級車にも心置きなく試乗できるかもしれませんよ。
ということで、今回はカーシェアのエニカの使い方について徹底解説していきたいと思います。
Anyca(エニカ)とは
「最近車を使わなくなったから誰かに貸したい」
というオーナーと、
「必要なときに好きな車に乗りたい」
と考えるユーザーをマッチングしてくれる、DeNAが提供する、まったく新しいカーシェアサービス。
2015年の開始から2018年の3年間で、登録者がなんと17万人を超えました。
また、車の登録も700車種・6,000台を数え、非常に注目されるサービスに成長しました。
特徴は何と言っても登録車種が豊富な事で、
- マクラーレンMP4-12C
- アウディR8
- 日産GT-R
などなど…言わずと知れた超高級車も借りることができてしまいます。
しかも貸し借りはスマートフォンで簡単にできてしまうところも画期的ですね。
実際にわたしがエニカを利用して試乗した際の記録は↓こちらです。
Anyca(エニカ)で車を借りる流れ
すべてはスマートフォンで簡単に完結!
まずは、公式サイトからスマートフォンにアプリをダウンロードしましょう。
ダウンロードが終わったら、アプリを起動し、会員登録(無料)をしていきます。
登録項目は
- メールアドレス
- ニックネーム
- 免許証
- クレジットカード
などです。
因みに、免許証とクレジットカードの登録は、免許証やクレジットカードをアプリ内の写真撮影機能で撮影してアップロードするだけで完了。
ひと昔前なら書類を記入し免許証のコピーを添付し郵送…。
などという煩わしい手続きが発生したでしょうから、本当に便利な時代になったものです。
区役所、市役所でもこういう近代化をいち早く取り入れてほしいものですね。
Anyca(エニカ)で借りる車を検索する
次に借りたい車を検索してみましょう。
ホームの検索バーをクリックし、更に絞り込み検索をかけます。
- ガソリン種別
- 車のボディタイプ
- トランスミッション
などなど…
細かく検索を絞り込めますが、とりあえず「メーカー」と「車種」で検索すると簡単かと思います。
気に入った車を見つけたら、予約空き状況カレンダーを確認。
自分が使いたい日に×がついていないか確認しましょう。
問題なさそうなら、画面右下の予約リクエストボタンを押します。
すると、東京海上日動の1日自動車保険の加入画面になります。料金は1,800円。
確認し「次へ」ボタンを押します。
開始日時と返却日次を選んで、オーナーへのメッセージを書き、リクエストをして完了。
そこまで完了すると、オーナーさんとの間にアプリ上でやりとりができるメッセージボックスが作成されます。
承認されるとオーナーさんからメッセージが届きますので、借りる場所・時間・受け渡し方法などを確認。
当日は現地でオーナーさんから簡単に使い方のレクチャーを受け、キズのチェックをしてレンタル開始です。
借りる期間は、基本的に1日単位になるでしょうから思う存分楽しみましょう。
Anyca(エニカ)返却後の流れ
貸出期間終了後、返却の際は燃料の精算をし、キズのチェックをして完了。
最後に、オーナーさんへのレビューをアプリ上で記入します。
初めから、終わりまで、すべてスマートフォンで完結できてしまうところが非常に素晴らしいですね。
本当にシンプルでストレスなくやり取りできるため、1度利用したらリピーターになってしまいそうです。
わたしも、お借りした車を返すとき、次はどんな車を借りようかな、なんて考えてしまっていました。
Anyca(エニカ)を利用するメリット
レンタカーに比べて利用料金が安いのがメリットです。
料金はモデルによってまちまちですが、基本的に同じ車種をレンタカーで1日借りるよりも、エニカで借りるほうが安くすみます。
また、憧れの高級車に乗れるというのも大きなメリットとなるでしょう。
レンタカーでは輸入車を扱っている店舗はそこまで多くありません。
あっても、そのメーカーの下位モデルしかラインナップがない事がほとんどです。
エニカは登録車種が豊富ですから、例えばポルシェのカイエンや、メルセデスのゲレンデヴァーゲンなども1日乗れてしまうのです。
そういう意味でエニカは、本当に画期的なシステムと言えますね。
エニカは車購入前の試乗におすすめ
車の購入の前には、試乗をして細かいところをチェックしておきたものですが、ディーラーでの試乗は10分程度の非常に短いものがほとんどです。
また、車の性能をしっかりと確認するには、高速道路の走行が欠かせませんが、高速道路を試乗させてくれるようなディーラーはそこまで多くありません。
特に日本車ディーラーでは、参加者抽選の体験イベント以外では、高速道路の走行をさせてはくれないでしょう。
ということで、ある程度欲しい車種が定まったら、エニカでじっくり1日試乗をすることをおすすめします。
もう一つ、欲しい車種の旧モデルの中古を検討している人にもエニカは非常におすすめです。
中古車は基本的に満足に試乗させてくれる販売店は少ないので、旧モデルを1日存分に検証できるのは大きいですよね。
実はわたしも、XC60の旧モデルが購入の候補に入ってきたので、エニカを利用させていただいた経緯があります。本当にじっくり試乗できたので、大満足でした。
狙っている車をお得に買うために
狙った車をエニカで思う存分に試乗した後は、実際にディーラーや販売店に車の購入手続きに行くと思いますが、ディーラーや販売店に行く前にやっておくべき、最後の仕事があります。
それは、今乗っている愛車が、だいたいいくらくらいで売れるのかを把握しておく事。
それをするのとしないのとでは、車の購入時に30万円以上差が出てくる可能性があるのです。
愛車の価格を把握せずにディーラーや中古車販売店に行くと、下取りで愛車を安く買い叩かれてしまい、大きく損をしてしまうこともしばしば。
損をしないためにも、ディーラーに行く前には必ず自分の愛車がいくらで売れるのかを調べておきましょう。
愛車がいくらで売れるのかを調べるには、車の一括査定サイトをおすすめします。
車の一括査定は、ネット上で簡単な登録をするだけで、複数の買取り店の中から1番高く買い取ってくれる店を選べる便利なサービスだからです。
愛車が高く売れれば、そのぶん憧れの車を買いやすくなりますし、いろいろなオプションも付けられるようになりますからね。
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