プレミアムSUVブームの火付け役と言っても過言ではない、BMW X5ですが、2018年6月フルモデルチェンジをへた新型が発表されました。(日本の販売開始は2019年半ば予定)
今回で4代目となるX5。
気になる価格や走り、スペックなどの最新情報をご紹介していきます。
BMWX5 詳細
ボディサイズは、 3代目(F15)に比べ、
全長+36mm
全幅+66mm
全高+19mm
全ての面でサイズアップしており、
全長4,922×全幅2,004×全高1,745mmとなっています。
ホイールベースも2,975mmと42mmアップしており、居住性も向上しています。
新型X5のプラットフォームですが、
コードナンバーも先代のFからGにかわり、
現行のBMW7シリーズと同じCLAR(クラスター・アーキテクチャー)と呼ばれる新型プラットフォームが採用されています。
CLARプラットフォームとは、アルミやカーボンファイバーといった素材を採用した次世代プラットフォームです。
カーボンファイバーを使うことで、耐久性を変えずに軽量化に成功しているわけですが、車両重量の軽量化は、そのまま走りの向上に繋がることになりますから、非常に重要なポイントといえます。
また、アルミの使用量を増やしたことで、ボディのねじれ剛性が33%も向上しました。
これにより、正確な操舵性能や、車内に入る微振動も抑制されています。
この辺の乗り心地のポイントは、意識すると非常に明確に確認できるポイントで、高級車の必須条件になっていますが、新型X5はその辺に磨きをかけているようですね。
オフロードパッケージ
新型X5に用意されている「オフロードパッケージ」は、トランスミッションの設定がオフロードに特化した設定になっていたり、地上高を高め快適性を確保するエアサスペンションが採用されていたり、優れたオフロード性能が備わっています。
またその他にも、前後アンダーガードの装着や、4つのドライブモード、「砂」「岩場」「不整地」「雪」を選択できるようになっていたり、数あるプレミアムSUVの中でも、最強といっても過言ではない走破性能を備えています。
エクステリア
エクステリアに関しては、BMWならではのキープコンセプト。
変化は微小にして絶妙です。
ちょっとした変化なのに、間違いなく真新しい感じを受けるのはBMWマジックと言えるでしょう。
一貫して変わらぬそのキーコンセプトは、BMWのデザイン哲学を感じずにはいられません。
ちなみに、今回のモデルチェンジではお馴染みのキドニーグリルが角ばったデザインで大型化しています。
縦方向に拡大したキドニーグリルは、速度に応じてフラップを閉じて走行抵抗を軽減する、アクティブエアーフラップを採用。
また、ヘッドライトはオプションでレーザーライト(ハイビーム時の照射距離が200m)を選べるようになっています。
通常のハイビームは100m先を照らすことができるものと定められているので、
その2倍の照射距離となっており、夜間走行の安全性が高められています。
インテリア
ジェスチャー入力にも対応した12.3インチのディスプレイを採用しており、非常に先進的。
もちろんはやりの「インフォテイメントシステム」対応になっています。
最近採用が増えてきた、加熱と冷却に対応したカップフォルダーの装備もうれしいポイントです。
インテリアのラグジュアリー感はもはや説明不要ですが、
オプションとして、4ゾーンエアコンシステム、サンルーフ、20スピーカーBowers&Wilkins製サラウンドシステム、リアシートに10.2インチディスプレイとブルーレイプレイヤーを付ける、リアシートエンターテイメントシステムが用意されています。
パワートレインは3種類
- 直列6気筒3リットルガソリンターボ
- V型8気筒4.4Lガソリン ツインターボ
- 直列6気筒3Lディーゼルターボ
トランスミッションは8速ATで統一。
サスペンションは、フロントがダブルウィッシュボーン式、リアが5リンクとなっており、上質な乗り味になっていることが予想されます。
※PHVモデルは今後追加予定
気になる価格は?
欧州での価格は835万円~と発表されています。
先代モデルから40万円ほどアップしている事を考えると、日本ではエントリーモデルが900万円前後になると予想されます。
発売日は、欧州では2018年の後半との話ですので、日本の発売は2019年の半ばになるとみられています。
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