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これがワゴンの完成形!【ボルボV90クロスカントリー試乗レポート】

試乗レポート

ボルボブランドにとって、非常に重要な役割を担うステーションワゴン。

その旗艦モデルであるV90に、クロスカントリーモデルが登場しました。

クロスカントリーモデルとは、ボルボがまだ本格的にSUV市場に参戦する前の、折衷案的な意味合いで開発されたモデルで、ステーションワゴンとSUVの中間のようなモデルです。

今では数々のアワードを受賞しているボルボのSUVカテゴリーである、XCシリーズに押され気味ではありますが、一時代を築いたクロスカントリーも、いまだ根強い人気を維持しています。

今回は、そんな期待の1台である「ボルボV90クロスカントリー」に試乗してきましたので、詳細をレポートしていきたいと思います。

20.2.20追記:YouTube動画アップしました

ボルボV90クロスカントリーのデザイン

新時代ボルボのデザイン言語を採用したV90クロスカントリーは、とても気品に満ちており、歴代のクロスカントリーモデルと比べても、非常に洗練されている印象です。

フロントのオーバーハングが短く、ロングノーズな見た目は、高級セダンが多く採用するFR車のようで、V90クロスカントリーがフラッグシップモデルであることを主張しています。

また、エンジンの下部を路面の突起物や石から守るスキッドプレートや専用のホイールアーチパーツが力強さを演出しており、この車両がクロスカントリーモデルなのだと気付かせてくれるのですが、

新型V90の持つエレガントさと武骨な感じのオフロード要素が、絶妙な感じで融合されているため、思わずそれを忘れてしまいそうになります。

この手のオールロード系のモデルは、走破性を手に入れる代わりに見た目は多少やぼったくなりがちですが、V90クロスカントリーはまったくそれを感じません。

デザインに関していえば、新型V90クロスカントリーはオールロード系モデルの完成形といえるのではないでしょうか。

インテリアはシンプルで機能的なスカンジナビアンデザインが光ります。

もともとボルボのインテリアはデザインに定評がありましたが、今回のモデルからよりハイセンスなデザインになっており、まるでオシャレな家具に囲まれたリビングのような室内空間になっています。

また、スイッチやボタン類は、なければ困るもの以外はセンターのメインタッチディスプレイに集約してあるため、非常にすっきりしたインパネまわりになっていて近未来的です。

ボルボのインテリアデザインにはドイツ車のようなカッチリした生真面目さや、フランス車のような奇抜さとも違う、ボルボが独自に確立したやわらかい美しさがあります。

それは乗員の心をリラックスさせてくれる特別な力を持ったデザインと言えるのではないでしょうか。

ボルボといえば安全支援機能

今はすべての車に当たり前のように標準装備されている3点式シートベルト。

それを1959年にボルボが世界で初めて開発し、特許を世界に無償公開した話はあまりに有名です。

その史実を見てわかるとおり、ボルボは、ドライバーと同乗者を事故から守る事を第一の命題として車づくりをしており、現在でも他社に先駆けて最新の安全支援機能を開発し続けています。

安全といえば、今回の試乗で営業さんにとても興味深い話しを伺いました。

それは、ボルボのステアリングホイール(ハンドル)に関することです。

高級車には当たり前のようについている「ステアリングホイールの位置を電動で調節する機能」ですが、実はボルボの車にはそれがありません。

なぜ高級車であるボルボの車にはその機能がないのか、ずっと気になっていたのですが、実はその理由は「ドライバーを守るため」だったのです。

ステアリングホイールに電動調節の装備を付けた場合、ステアリングホイールのシャフト部分にはモーターなどの重たい部品が多く付くことになります。

もし衝突事故が起こってしまった場合、その部品が凶器となりドライバーに襲いかかるため、命を落とす危険が生じます。

なのでボルボは、「ステアリングホイールの電動調節機能は全車つけない!」と宣言しているのだそうです。

自社の車で事故が発生した場合、現場に駆け付けて詳細を調査し安全な車作りに役立てるという、ボルボならではの発想だと思いますが、

そういうエピソードを聞くと、どんどんボルボが好きになっていきます。

実はわたしの弟も、そういったボルボの安全に対する姿勢に感化され、V60のオーナーになったのでした。

ボルボV90クロスカントリー試乗

今回は、V90クロスカントリー T6 AWD サマム というグレードの車に試乗させていただきました。

運転席に座ってまず感じるのは、快適な座り心地です。

外科医のイスを研究して作られたというシートは、絶妙な柔らかさで体を包み込んでくれます。

マッサージ機能も試しましたが、クオリティーがかなり高く、運転しないときでもマッサージチェアとして使えそうなほどでした。

腰回りをマッサージしてくれるシートは今まで何度も経験しましたが、ボルボのシートはしっかりと背中もマッサージしてくれます。

また、最低地上高が55mmアップしているためアイポイントも高く、非常に運転しやすそうな感じを受けます。

55mmと聞くと、大して高くなってないように聞こえますが、実際に乗ってみると、結構その差を感じましたね。

アクセルを踏んで発進すると、その上品な立ち上がりに感動します。

これぞ高級車!というような、雑味のないドライブフィールを、腕、足、背中で感じました。

また、ガソリンモデルですから、エンジンの振動や音はほぼ感じません。

第一印象は、とにかく疲れづらそうな車だなということでした。

信号待ちからのエンジン再始動の際に音と振動を確認してみます。

結果は、再始動音は非常に静かで、振動はほぼ感じないということです。

また、再始動後の立ち上がりもとても自然で、わたしの感覚では、最近の試乗車の中では1番優秀でした。

立ち上がりのギクシャクを嫌って、アイドリングストップ機能はOFFにしてしまいがちですが、この完成度ならOFFにしないでも全然気にならないでしょう。

高速道路も試乗させてもらいましたが、やはり車は高速道路での走りに本質が現れますね。

まず合流、加速は何のストレスもなく、320馬力、400Nmのハイスペックエンジンが2tを超える巨体を軽々と加速させていきます。

また、スピードにのってくるとステアリングがどっしりとして安定感がまして、気持ちよく走ることができました。

直進の安定性も抜群で、レーンキープを解除した後も、車線をキープされているような錯覚を覚えるほどの安定感があり、ちょっと感動でしたね。

V90のときに唯一気になったポイントが凹凸走行時の突き上げでしたが、クロスカントリーはそこがだいぶ改善されていました。

営業さんの説明では、「ダンパーのストロークがV90よりも長いため相対的に足まわりはしなやかになります」とのことで、個人的に唯一のネガがそこだったので、

まさに非の打ち所がなくなった感があります。

ということで、わたしの中で、V90クロスカントリーは、買い替え候補のかなり上位に喰い込んできたのでした。

V90クロスカントリーをお得に買うために

【V90 クロカン】価格表 グレード新車価格中古
T5 AWD Momentum709万円498~569万円
T5 AWD Summum794万円548~588万円
T6 AWD Summum864万円620~698万円
T6 AWD Summum Ocean Race Edition969万円
D4 AWD Momentum739万円
D4 AWD Summum824万円729~749万円

※V90クロスカントリーは、距離をほとんど走っていない新古車が非常に安く出回っており、実は狙い目だったりします!

いかがだったでしょうか。

V90クロスカントリーは、V90で感じたネガも解消されて、完成度に磨きがかかってきました。

ただ、上に記したレポートはあくまでわたしの主観です。

感じ方はひとそれぞれ違いますから、実際にディーラーで試乗してみることをおすすめします。

そこで1つご注意。

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