2017年10月フルモデルチェンジを経て、3代目BMW X3がデビューして注目を集めています。
ほぼ同じタイミングでフルモデルチェンジをしたライバル車「アウディQ5」「ボルボXC60」と同様に、非常に完成度の高い仕上がりになっています。
先日、お台場にある「BMW Premium Selection Tokyo Bay」で、同車を試乗させていただきましたが、本当にうっとりの体験でした。是非ほしい!
オススメの「xDrive20d」Mスポーツモデルで、新車価格7,100,000円…。
なかなか手のだしづらい価格ですよね。
であれば、1世代前のモデルはどうなのだろうか。
ということで今回は、2代目BMW X3 「F25」について検証していきたいと思います。
BMW X3 F25 概要
2011年に行われた1回目のフルモデルチェンジでF25はデビューしました。
このタイミングで、直列6気筒のみだったエンジンが、直列4気筒(ガソリン・ディーゼル)に変更されることになります。
その後2014年にフェイスリフトを伴うマイナーチェンジが実施され、
見た目も中身もリフレッシュされることになり、
その変更を境に2台目X3(F25)は、前期モデルと後期モデルの名称で扱いが分かれることになります。
今回は、その中でも特に狙いたいF25の後期モデルを掘り下げていきたいと思います。
エクステリア
以前こちらの記事でも紹介していますが、

F25後期モデルと、新型X3(G01)の外観はかなり似かよっています。
なので、新型にほれ込んでしまった方でもすんなり受け入れられるのではないかなと思います。
ちなみにF25後期モデルには、「X Line」「Mスポーツ」という外観が多少ちがうモデルが用意されています。
Mスポーツには専用のエアロが装着されていて、車両の全幅が1,880から1,900に拡大されていてゴツイ印象です。
対してX Lineはシュッとしてスタイリッシュに見えます。
これは好みの問題ですので、よく比較検討して頂けたらと思いますが、当時のCM動画をネットで拾うとX Lineが使われているので、メーカーはX Lineを推しているのかもしれませんね。
ちなみに、両車は乗り味が違うようで、走りもしっかり検討したほうがいいかもしれません。
Mスポーツは足まわりがかなり硬いのですが、X Lineは多少柔らかくなっているようですね。
↑ X Line
↑ Mスポーツ
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インテリア
最新のX3と比べると、さすがに見劣りはするかもしれませんが、F25後期モデルのインテリアも、かなり上質です。
ネットの中古車サイトなんかで見ると、画像によっては少ししょぼく感じるかもしれませんが、

ぜひ実物を見に行ってみてください。
思った以上に上質に仕上がっている事を確認できるはずです。
「実物見たら思った以上にかっこいいね」っていうのは、車あるあるですよね。
ちなみに、F25の後期モデルの中でも、2015年以降の車種では、メーターがデジタル使用になっているものもあって、より上質になっていますので、確認してみてください。
試乗
X3(F25後期) xDrive 20d Mスポーツを試乗させてもらいました。
先に新型のほうを試乗していたのでビックリ!
乗り味だけみたら、まったく遜色ないというか、新旧でそこまでの違いがわかりませんでした。
足まわりがけっこう硬いなという印象はありましたが、アクセルを踏んだときの、非常にスムースな加速などは新型と違いがわかりません。
何気に、アクセルレスポンスのダイレクト感とかは、旧型のほうが良い感じなのでは?なんて思ってしまう始末。
ステアリングフィールも、まさにBMWという正確な切れがあり、こちらもはっきりとした違いはわかりませんでした。
旧型の予想外の走りのよさに、思わず気分が高揚してしまいました。
そこで思い出したのですが、自動車評論家の清水和夫先生のDSTというドライブテストで、レンジローバー・イヴォーグと対決という形で、X3 F25の前期モデルを取り上げていたことがあったのですが、そこで清水先生は、X3のことを、「まいったね」「三拍子そろっている」とかなり絶賛されていたのを思い出しました。
前期モデルが大絶賛だったので、後期も最高のはずですよね。
ちなみに、意外と知らない人もいますが、中古車も普通に試乗ができます。
気になる一台があったら、ぜひ販売店に問い合わせてみてください。
車検が残っていることが基本条件ですが、もし車検が切れていても、中古車屋さんの敷地内であれば乗らせてくれることもあります。
もちろん断られてしまうケースもあるとは思いますが、
ネットから普通に中古車の試乗予約ができたりするサイトもあるので是非試してみてください。
F25後期モデルのオススメ年式と中古価格
さて、ご紹介してきたX3 F25後期モデルですが、

2015年モデル以降のものが特にオススメです。
理由は、その年を境に装備が充実してくるからです。
中でも、アダプティブクルーズコントロールは、2015年以降のものは、ストップ&ゴーも対応しているので、渋滞中なども重宝します。
2015年以前のものは、ただのクルーズコントロールなので、機能としてはいま一つですよね。
あと、メーターがデジタルになるのも(オプション)この年式からです。
ちなみに、年式が2015年以降でも、上記機能が実装されていない車両もあるので、詳しくは店舗に確認してみてください。
さて、そのオススメモデルの中古価格ですが、下は330万円くらいから市場に出回っています。
距離が浅く、装備も充実しているものが400万円前後というところでしょうか。
新車のディーゼル、Mスポが710万円なので、330万円でMスポディーゼルの中古車を手に入れた場合、実に53%OFFということになります。
今2018年ですから、2015年モデルの3年落ちが半額以下ですよ!
しかも、3年前のモデルだからといって、走りはまったく新型に負けていないときている。
もう断然買うしかないのではないでしょうか。
輸入車は故障がこわい
昔からよく言われていますよね。
いろいろな意見があるようですが、個人的にはあまり気にしなくていいのではないかと思います。
それこそ、バブルの頃の輸入車は、日本の気候にあってなくて頻繁に故障したなんて話を聞きましたが、今の時代はそんなことありません。
特に、世界から認められているドイツ御三家のBMWともなればなおさらです。
そもそも、2000年代に入っても頻繁に故障するような車が、世界で確固たる地位を築けるはずがありません。
もちろんメンテナンスとかはちゃんとやったほうがいいと思いますが、
必要以上に気を遣う必要はないと思います。
また、BMWの認定中古車を購入した場合は保障なんかもしっかりしていますしね。
ちなみに「BMW X3」は、本国ドイツで、日本でいうJAFにあたる、イエローエンジェルという組織から、
イエローエンジェル賞というものを連続受賞した経歴があるようです。
どういう賞かというと、故障などによるロードサービス利用率が最も少なく、尚且つ顧客満足度調査を加味して決定される賞だそうです。
それだけ信頼のある車両だということですね。
まとめ
いかがだったでしょうか。
憧れのBMW X3、意外と手の届くところにあると思いませんか?
ぜひ、お気に入りの1台を見つけて、X3オーナーになってください。
◆「車一括査定」を利用して愛車が高く売れれば、X3をより買いやすくなります。
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