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復活を遂げた元祖クロスオーバーSUV【トヨタRAV4試乗レポート】

RAV4の写真試乗レポート

2019年、世界的なSUVブームに押される形で、日本国内において販売終了していたトヨタRAV4が3年振りに復活しました。

トヨタのクロスオーバーSUVといえば、C-HRとハリヤーが人気ですが、どちらもアーバンな装いでオンロードを想定したモデルとなっていました。

今回復活を果たしたRAV4は同じクロスオーバーSUVカテゴリーにあって、どちらかと言えば「ギア感」を出したオフローダーに振ったモデルとなっており、RAV4の登場により、トヨタのSUVラインナップに隙がなくなった感じです。

国産車で同セグメントのSUVを見てみると、

  • 日産エクストレイル
  • ホンダCR-V
  • スバルフォレスター
  • マツダ CX-5
  • 三菱アウトランダー

非常にライバルが多く、群雄割拠の様相を呈していることもあり、最も後発のRAV4には熱い視線が向けられています。

実際に新型RAV4の発売を待っていた!という人は多いのではないでしょうか。

ということで、今回はそんな注目の「トヨタRAV4」に試乗してきましたので詳細をレポートしていきたいと思います。

トヨタRAV4ってどんな車?

RAV4の写真

1994年に登場した初代RAV4は、全長3.7ほどのコンパクトな3ドア仕様でした。

フルタイム4WDを搭載しているのでアウトドアでも活躍できますし、そのカジュアルな装いから都会の街乗りにもマッチするモデルとなっており、今でいう「ライトクロカン」とよばれるカテゴリーを創出したのがRAV4だと言われています。

CMに木村拓哉さんを起用したことにより、若い女性に支持されたことも爆発的に売れた要因のひとつだとか。

2000年に登場した2代目は、初代で課題となっていた狭い居住スペースの改善を図り、全モデルで3ナンバーのボディサイズとなりました。

といっても、5ドアタイプで全長4,155mm×全幅1,735mm×全高1,690mmと、今日のSUVに比べるとまだまだコンパクトと言えます。

内外装の質感も先代に比べ向上しましたが、当時のライバルであったホンダのCR-Vや日産エクストレイルのモデルチェンジにより、国内のマーケットでは販売が伸び悩みました。

一方で、欧米での人気は高く、順調にセールスを伸ばしていきます。

2005年に登場した3代目は海外市場をより意識したモデルとなっており、ボディサイズが更に大型化しています。

ショートモデルの全長が4,335mm、ロングモデルでは全長は4,600mmとかなり大型化しており、ロングモデルでは3列目シートのオプションも追加されました。

ちなみに、この頃からRAV4は販売が低迷し、ついに4代目は海外のみの販売になり、日本での販売は終了してしまいます。

販売が低迷した要因は、車両が大型化したことによるものと言われていましたが、現在はミニバンからの買い替え需要で、3列目シートを備えたSUVが再び注目を集めており、全長4,900mmもあるマツダCX-8が飛ぶように売れているというのですから、わからないものですね。

ということで、復活した5代目RAV4の全長は4,600mmですから、大きさによるネガはなさそうですね。

RAV4のデザイン

RAV4の写真

歴代のRAV4のデザインは、丸みを帯びた、カジュアルでキュートな印象でしたが、5代目RAV4は明らかにテイストを変えてきています。

最近のトヨタ車のデザインに見られる、プレスが複雑でカドが多いデザインとなっているのですが、C-HRに比べてボクシーなボディラインを採用しているので、よりギア感が増しており、本格オフローダーの雰囲気をまとっています。

それでいて、プレスラインのデザインが緻密なので、アーバンな感じもしっかりと残っているあたりが本当に絶妙です。

トヨタが新型RAV4にかける情熱を感じますね。

エクステリアのデザインに関して言えば、先にあげたライバル車の一歩先を行く感じがしました。

次にインテリアですが、挑戦に満ちたエクステリアの雰囲気と比べると、コンサバティブな印象です。

RAV4インテリアの写真

インパネ周りにソフトパッドが使われており、ステッチも入っているので、最低限の質感は保たれていますが、心が躍るような感覚はないかもしれませんね。

デザインも非常にシンプルで、少々辛口に言えばそっけない印象です。

センターパネルに無駄なスイッチやボタンがないのは好感が持てるのですが、薄味すぎて面白味がありません。

デザインは好みもありますので何とも言えませんが、新車の乗り出し価格が500万円に届くような車ですから、もう少し細かいところのマテリアルに気を使っても良かったかもしれませんね。

RAV4 試乗レポート

RAV4の写真

エンジンを始動し発進。

今回はハイブリットモデルを試乗させてもらいましたが、走り出しはやはり静かでいいですね。

低速時のステアリングの感じも非常に軽く好印象です。

車のサイズは、全長4,600mm×全幅1,855mm×全高1,685mmと、けっして小さくはないですが、最近のSUVで多く見られるように、ボンネットの左右が持ち上がっているため、車両感覚をつかみやすく見切りは良好でした。

また、アイポイントが高く視界も良好なので、とても運転しやすいところもポイントです。

今回は市街地の試乗で、ストップ&ゴーが多いコースでしたが、ハイブリットモデルだったので、初速のもたつきは皆無。

非常に気持ちよく加速してくれるので、ストレスはありません。

また、日本車はトランスミッションにCVTを採用している車がほとんどで、加速にダイレクト感がないものが多いですが、新型RAV4はその辺のストレスも感じませんでした。

気になった点は、ある程度速度がある状態でのカーブで、ちょっと鼻先が重く感じたことです。

ハイブリットモデルだったので車両重量が重いからなのでしょうか。

ガソリンモデルはもう少し軽快だといいのですが、この辺はしっかりと乗り比べる必要がありそうですね。

静粛性は、ハイブリット車では低速走行時は静かなのですが、エンジンが回っている状態だと……、もう少し頑張ってほしい印象でしたね。

助手席から営業さんがしきりに静粛性について推してきましたが、例えばマツダのCX-5の方が優秀な印象でした。

足回りはとてもいい感じです。

試乗コースはけっこう荒れた路面もありましたが、TNGAプラットフォームを擁する新型RAV4は、ボディ剛性が強く、サスペンションもしなやかに働いてくれる為、ギャップのいなし方が絶妙です。

個人的にはプジョー5008に近い乗り心地だなという印象を持ちました。

試乗を終えてみての総評としては、今回の新型RAV4は非常にまとまっており、隙が少ない車だという印象でした。

ギア感を出した本格オフローダーの雰囲気とは裏腹に、雑味がないスッキリとした乗り味になっているところがなんとも絶妙で、「これは売れるな!」というのが率直な感想です。

トヨタRAV4をお得に買うために

【RAV4】価格表※2020年3月時点新車中古車
X265万円235~322万円
X 4WD288万円262~279万円
Adventure319万円268~518万円
G326万円290~398万円
G Z package341万円289~463万円
HYBRID X326万円269~337万円
HYBRID X 4WD351万円319~351万円
HYBRID G388万円339~449万円

試乗後に、営業さんにRAV4についていろいろ聞きましたが、何点か気になる点がありました。

  • 新型RAV4世界初の機能「ダイナミックトルクベクタリングAWD」は、ガソリンモデル「アドベンチャー」と「Zパッケージ」にのみ搭載
  • ガソリンモデル「アドベンチャー」グレードは、トヨタセーフティーセンス以外の安全装備はオプション扱い(その他グレードは標準装備)
  • シートベンチレーション機能は「アドベンチャー」にしか付けられない
  • パノラミックビューモニターのオプションがない
  • ガソリンモデルにアイドリングストップ機能がない

などなど……。

全体的に非常にまとまりのある仕上がりになっている新型RAV4ですが、クレードに対する装備の構成が非常に複雑で、安易にグレード選択をすると「あれがない、このオプションが付けられない」などという後悔に繋がってしまいます。

新型RAV4が気になっている人は、まずはディーラーに行って細かい話を聞いてみたほうが安心かもしれませんね。

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試乗レポート
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