車を売る機会は、人生でそう何度もおとずれません。なので、なるべく高値で愛車を売りたいと、みなさん思うはずです。
今回は、愛車を高値で売却するうえで、絶対やってはいけない5つのNGをご紹介します。
車売却前に故障の修理やヘコミの補修はやってはいけない
車の売却のきっかけになりやすいのが、車の故障なのではないでしょうか。
今の車はいくら故障が少ないと言え、さすがに10年10万キロを走行すると、所々ガタが出てきます。
板金塗装が必要な傷やへこみを含め、故障があった場合は、
”修理してキレイにしてから買取り査定してもらうと有利なのでは?”
と考える人も少なからずいると思います。
当然の心理として、大きなヘコミがある車を、そのまま査定に依頼するなんて、結構勇気が要りますもんね。
ですが、買取り査定前に、費用のかかる補修や修理は絶対にしてはいけません。
確かに、ヘコミや故障をそのままで査定を依頼するよりも、補修や修理を済ませてから査定依頼したほうが、金額自体は高くなります。
ですが、補修や修理でかかった金額をペイできるほどの差は生まれないことがほとんどなのです。
なので、結果からしたら補修や修理はしないほうがお得になるのです。
汚いままで行く
車が汚いままで買取り査定に依頼するのも避けた方がいいでしょう。
やはり、汚れたままの車両は印象が悪く、査定額に影響を及ぼす可能性があります。
実は、これには反対の意見もあるのですが、減額される可能性がある以上しっかりとキレイにしたほうが無難ということです。
ただ、お金をかけてまでクリーニングする必要はありません。あくまでも、自分でできる範囲で掃除と洗車を実施しましょう。
シートの汚れは、濡れたタオルでしっかりと拭きます。
もし汚れが落ちなかったとしても、薄まるだけでも印象としては違います。
不要な荷物は降ろしてスッキリさせておくこともテクニックの一つとなります。
とにかく、不要に査定士の印象を悪くすることは避けた方がよいでしょう。
横柄な態度
査定士とはあくまでも対等の立場で接しましょう。
気をつかってへりくだる必要はまったくありませんが、高圧的に出るようなことは絶対NGです。
交渉事の鉄則ですが、フラットな感情を心がけるようにしましょう。
自分が客の立場のとき、金額交渉する先が複数あると、人は上位にあるような錯覚を感じてしまうことがあります。
そうそうないとは思いますが、
「買取り金額○○円では安すぎる!他に依頼してもいいんだぞ」
なんて言った日には、
「どうぞご勝手に」
となってしまいます。
査定士も人間ですから、カチンとくる客に対して、高値の買取り額を提示することはまず考えられません。
その辺はわきまえて、対等の立場で紳士的に対応しましょう。
こちらの誠意に対しては、必ず誠意で返してくれるはずです。
ディーラー下取り
ディーラーで下取りした場合、中古車買取り店で車を売却したときの金額と比べると、下がってしまうことがほとんどです。
提示される下取り金額が高値に見えたとしても、ディーラー側は本体価格との差し引きで高く見せることができるため、あまりあてになりません。
車の売却金額と、購入する車の値引きは、分けて交渉すると効果的にその最大値を引き出せます。
ちなみに、車の売却は、ディーラーの下取りではなくて、中古車買取り店へ買取り依頼するほうが、数十万円も高く売れる場合があります。
数万円ではなく、数十万円ですから、購入車種のグレードアップや、高価オプションの導入もできてしまう金額です。
ということで、私はディーラーの下取りは絶対に避けるべきだと考えています。
即決
即決は、もっともやってしまうNG行為ですが、私もかつて、やらかしてしまった経験があります。
ちなみに私のケースは、車を売るつもりはなく、とりあえず話を聞きに行ってみようと某買取り店に車を持ち込んだのですが、その日のうちに車の売却と、新しい車の購入の手続きをしてしまいました。
車の売買を即決なんて、今考えると本当に恐ろしいことですが、営業さんのトークが本当に上手で、完全にのせられてしまいましたね。
ということで、やり手の営業さんにあたると、断ることができなくなってしまうのです。
ましてや、「今日決めてくれたら○○円上乗せで買取ります。後日になると…」なんて言われてしまうと、のせられて契約しているのに、だいぶ得した気分さえ抱いてしまうものです。
ただ、それは完全に錯覚です。
買取り金額を、1社しか見積もりを取っていないということは、競争原理が一切働いていないため、買取り店の都合のいい金額になってしまっているのです。
見積もりは1社分だけ取ってもまったく意味をなしません。
営業さんのトークにのまれてしまわないように、そこはしっかりと意識して即決にNOを言いましょう!
高価買取を実現するために、見積もりは、必ず最低3社以上から取ることをおすすめします。
車一括査定を活用して高値を引き出そう
上記5つのポイントを注意して、3社以上から買取り査定の相見積もりを取ることで、買取り金額の最高額を引き出せるでしょう。
ちなみに、3社以上から見積もりを取るのにおすすめなのが、「車一括査定」になります。
簡単な登録フォームに必要事項を入力するだけで、最大10社分いっぺんに査定依頼をかけることができてしまいます。
車一括査定に不安を感じている人は下記の記事も参考にしてみてください↓

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